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ローカルルールはなくなってもルールはなくならない。

www.taro.org www.taro.org 前回の弊BLOGで言及した河野太郎衆議院議員の動きがだいぶせわしなくなっていますね。行政事業レビューチームの提言では、 しかし、いまなお各大学・研究機関等が独自のローカルルールを設けていることにより、エクセルで作成され…

ローカルルールの話はよく分からない。

www.taro.org 河野太郎衆議院議員の対応が話題になっています。もともと会計周りの話には明るくありませんが、いろんな人がいろんなことをいろんな観点から言及しているので、どう進むのよく分からない状況ですね。河野太郎議員と言えば無駄撲滅プロジェクト…

「平成28年度教職課程認定申請に関する事務担当者説明会」に参加してきました。

本日12月9日に開催された平成28年度教職課程認定申請に関する事務担当者説明会に参加してきました。教員免許法の改正を受け、施行規則はどのように改正されるのか、また、既存の教職課程の再課程認定はどのように行われるのか、その点の新たな情報開示が期待…

細かすぎて伝わらない「教職課程認定申請の手引き」の変更点

教職課程認定申請の手引き及び提出書類の様式等について:文部科学省 平成30年度開設用の教職課程認定申請の手引きや様式が公表されていました。 前年度との相違点については、すでにid:shinnji28さんがおおまかにまとめられています。 shinnji28.hatenablog…

大学教務実践研究会第4回大会に参加してきました。

kyoumujissen.wixsite.com 12月3日に開催された大学教務実践研究会第4回大会に参加してきました。全国各地から百数十名位程度の参加ということで、ニーズが高い様子が感じられました。 以下に講演および分科会で話された内容をおおまかに記します。なお…

大学職員の学びとは手持ちのカードを増やすことである。

「IDE現代の高等教育」を読んでいると、読売新聞の松本さんのコラムにて「大学職員の集まる場において勉強が役立っているかを聞いたところうまく答えてもらえなかった」的な文章がありました。おそらく、大学行政管理学会定期総会・研究集会でのことでしょう…

国家戦略特区による獣医学部の新設について

www3.nhk.or.jp 政府は、地域を限って大胆な規制緩和を行う「国家戦略特区」の諮問会議を開き、動物を通じた感染症への対策などで獣医師の需要が高まっているなどとして、特区を活用して大学の獣医学部を新設できるよう規制を緩和する方針を決めました。 国…

なぜ大学職員は無能と言われるのか。

世の中には、大学職員は無能だとか、クソだとかという言葉が溢れているなと感じることがあります。この点は、id:shinnji28さんも指摘されていますね。 shinnji28.hatenablog.com ずっと考えているのは、なぜ大学職員はクソ・無能だと言われるのか、というこ…

最近気になる二つのモデル。

最近耳にした組織学習に関するモデルで、気になっているものが2つあります。 1.成功のコア・セオリー 経営学の理論は現場で役に立つのか? 「成功のコア・セオリー」は、組織力向上の鍵は、関係の質にある」ということを示している。すなわち、それは、①…

教特法等改正案が教員免許状更新講習へ与える影響

教育公務員特例法等の一部を改正する法律案:文部科学省 先日閣議決定した教育公務員特例法等の一部を改正する法律案が公表されていました。本件については、すでにid:shinnji28さんが触れておられます。 shinnji28.hatenablog.com 大学が行う課程認定申請に…

国立大学は職員を育てる必要がなかった。

masterpiece0924.hatenablog.com 少し前に、こちらのブログ記事が話題になっていました。書かれていることはわかりますし、ブコメを見ても概ね賛同意見といったところでしょうか。私は、そもそも国立大学は職員を育てる必要がなかったのではないかと思ってい…

まだ間に合う!教員免許状更新講習

平成19年度に教育職員免許法が改正され、平成21年度から授与される教員免許状には10年間の有効期限が付されるとともに、その有効期限を延長するために30時間の教員免許状更新講習の修了が必要となりました。平成20年度以前に授与された教員免許状についても…

仕事には2種類ある。

最近思うのは、仕事には可逆的なものと不可逆的なものの2種類あるな、ということです。 可逆反応 - Wikipedia 可逆反応(かぎゃくはんのう 独: reversible Reaktion、英:reversible reaction)とは、化学反応のうち、始原系(原料)から生成系(生成物)へ…

1年目で仕事を覚えて・・・では遅すぎる。

最近ではあまり聞きませんが、たまに聞いたのが「異動して1年目で仕事を覚えて2年目に流れを把握して3年目に改善に取り組む」みたいなことです。この流れで出てくるのが「3年目に異動ではようやく改善に取り組み始めたばかりなのに・・・」みたいな台詞…

職員の成長とは働き方の変容である。

大学設置基準等の一部を改正する省令の公布について(通知):文部科学省 今回の改正は,社会のあらゆる分野で急速な変化が進行する中で,大学及び高等専門学校(以下「大学等」という。)がその使命を十全に果たすためには,その運営についても一層の高度化…

前に立ち続けることで学べることもある。

id:shinnji28さんがプレゼン時の謙遜についてBLOGに書かれています。 shinnji28.hatenablog.com 私は彼と面識があり、最近では仕事の相談にのってもらっています。彼らしい姿勢だなと思いながら読んでいたのですが、そういえば私も同じような経験をしたこと…

シニカルなだけではクソの役にも立たない。

冷笑的な態度も結構ですが、周りへの悪影響も自覚してほしいですね。成果が出ているという点は考慮されるべきではあるものの、基本的には「勉強することや努力すること、真剣になることはカッコ悪い」という価値観は唾棄すべきものだと思っています。

北海道大学の人件費削減に思う。

北海道大学の教員人事に関する方針が話題を呼んでいるようですね。 elm-mori.hatenablog.com id:petite-cerise氏が詳細についてレポートしていますが、基本的には氏が言う通り、一般運営費交付金の削減に係る承継教職員の人件費削減の話でしょうね。 d.haten…

愛校心なんてない。

友人を話している中で、唐突に、何年か前に参加した勉強会で将来の中核となる大学職員の必要な要素として、"愛校心"というワードが頻出したことを思い出しました。私はあまり定量的でない言葉や水準が明らかではない言葉には疑ってかかるタイプなので、当時…

『VIEW21』高校版2016年度8月号は大学関係者も読むべき

VIEW21と言えば幼児教育から大学ひいては教育委員会までを対象をした教育情報誌です(大学版はBetweenと統合しました)。私も大学版は読んでいますが、その他の関係者を対象とした版はあまり読んでいません。ただ、『VIEW21』高校版2016年度8月号は特に質保…

処理だけではなく判断をすること

夏の間は平日土日の区別なく同じ仕事にひたすら取り組んでいました。 いわゆるルーチンワークと言われる定常業務は大学職員として働くうえでは避けては通れないものだと思います。同じようなタイミングで同じような手順で同じような結果がでるような、ある意…

上司は孤独である。

異動して職階に似つかわしくない仕事をするようになりました。部下(あまり部下とは思ってませんが。。。)も10名近くになり、一部は離れたキャンパスにいます。そんなポジションになって一ヶ月程度ですが、「上司は孤独」という言葉を実感しつつあるのが正…

大学職員の書き散らかしBLOG ダイジェスト版

気がつけば読者数が100を超えていました。ということで、過去の258記事を掘り起こして、簡単なダイジェストを作成しました。改めて昔の記事を読み返すと、ちょっとは文章がマシになったのかなと思っています。 アクセス数が多い記事 GoogleAnalyticsのページ…

教育・働き方改善省を作れば良い

新しい職場で日々プレッシャーを受けつつ圧倒的成長を果たしております。 文部科学省の方の講演を聴く機会もそこそこあり、もちろん内容もしっかり聞いているのですが、同時に「これは概算要求のあの部分かな」とか「このポンチ絵はあの資料に載っていたな」…

社会における大学生観と大学観のギャップ

先日、職場の友人を食事をしていた際の話です。最近の大学関係の事柄にも話が及び、千葉大学の件など、大学と社会との関係性も改めて考えると多様な論点があるよねと話していました。その時に、ふと思ったのが、世間のイメージと大学の実態に齟齬があるとい…

わからないということを開き直る。

初めて関わる業務ということもあり、異動してから本当に仕事がわからなくなりました。特に、何をすれば良いのかではなく、どのように処理をすれば良いのかもわからないため、取りこぼしはないかといつもヒヤヒヤしながら事務処理をしています。そんな中、意…

何もない状況から業務を引き継ぐということ

異動後の仕事がわけわからなさすぎて、逆に1周して面白くなっています。 異動した先の仕事が全く経験のない場合、まずは前任者等が作った引継書に沿って対応しましょうということになりますよね。けど、引継書が不十分な場合やそもそもない場合もあり得るで…

結局は、心持ちである。

弊BLOGは結構前向きな感じで書いているのですが、実際にはそんなことばかりではなく、面倒なことや理不尽なことも多々感じているわけです。職場の友人と話していても、わかってくれない上司がいたり、対応が悪いカウンターパートがいたりということは、程度…

論文が書けるように仕事をしたい

以前の記事でも言及した通り、日頃の業務でも研究の作法を考えて取り組むことを意識しています。仮説を立てて方法を検討し、取り組んだ結果を明らかにしさらに改善を検討するということですね。大きな制度の話から細かい手法の話まで、なるべくいろんなこと…

結局、国立大学の運営費交付金はどう配分されているのか。

国立大交付金100億円、特色競わせ配分 3分類で評価:朝日新聞デジタル 国立大学の収入の3~4割を占める「運営費交付金」の配分が決まり、文部科学省が9日、発表した。2016年度からは、大学を目的別に3分類し、取り組みに応じて交付金の一部約1…

自分を守るためのボス・マネジメント

人事異動などで自分よりも当該業務の経験が浅い上司が赴任することってありますよね。あるいは、能力的にちょっと微妙って人が上司として配置されることもあるかもしれません。通常マネジメントというと上司から部下への方向が多いですが、部下から上司をコ…

URAシンポジウム「大学の研究経営システムの確立に向けて~経営を担う・支える人材確保にどう取り組むか~」に参加してきました。

文部科学省委託調査研究 URAシンポジウム 大学の研究経営システムの確立に向けて ~経営を担う・支える人材確保にどう取り組むか~:一般向けセミナー:セミナー・イベント:三菱総合研究所1 大学等においてはURA(University Research Administrator)の必…

創造的な仕事ができないと嘆いている大学職員の方へ

稲盛和夫の名言・格言|創造的な仕事をするヒント 創造的な仕事とは、高度な技術を開発するということばかりではない。今日よりは明日、明日よりは明後日と創意工夫をこらし、改良、改善を積み上げていくことである。一人ひとりが自分の持ち場で、もっと能率…

3つのパブコメが出ています。

大学関係のパブリックコメントが3件でています。中央教育審議会大学分科会大学教育部会の審議が一段楽したので、審議していた3案件についてまとめてパブコメにかけたのでしょうね。なお、これらは行政手続法第39条に定める意見公募手続に則ったものです。 …

「SDについて、あらためて考える-大学行政管理学会の20年とSDのこれから-」に参加してきました。

中部・北陸地区 » Blog Archive » 大学行政管理学会創立20周年記念企画 中部・北陸地区研究会(2/27@愛知大学名古屋校舎)の開催について JUAMは、その開設趣旨からも分かるように、SDの義務化が謳われる以前、SDという用語が確立する以前から、理論的かつ実…

平常業務外にもチャンスがある

前にも言った通り、基本的には勤務時間内の働き方が大切だと思っていますが、ここで「平常業務」ではなく「勤務時間」としているのには意味があります。平常業務外にも、大いに成長や業務発展のチャンスがあると感じているからです。 平常業務以外の仕事に取…

高等教育における教育・学習のリーダーシップとは何か

CiNii 図書 - 高等教育における教育・学習のリーダーシップ 東北大学高等教育開発推進センターが発行したPDブックレット「高等教育における教育・学習のリーダーシップ」を手に取る機会があったので読んだのですが、折に触れて読み返したい良い内容だったの…

勉強とか、どうでもいい。

色々なワークショップとかに出席すると、大学職員の専門性や能力開発の話に関連した勉強とか自己研鑽とか、そこらへんの話をよく聞きますね。大変結構なことだと思うのですが、それと同時に、だからどうしたと思うことも多いです。 すごくざっくり言うと、職…

ものづくりを通じた大学職員の資質向上の可能性

先ごろ公開した学校基本調査DataViewは好評をいただいているようでありがとうございます。素人仕事ではありますが、何らかお役に立てれば幸いです。もともとは自分自身あったら良いなと思って作り始めたのですが、もう一つ考えていることがあり学校基本調査D…

だから、評価では物事は良くならない。

※ただの長い愚痴です。 国立大学法人評価委員会(第52回) 議事録:文部科学省 国立大学法人評価委員会の議事録が公表されていました。ざっと読んでいたのですが、「評価者への配慮」とか言っている時点で改善につながる評価とか程遠いよなぁと思いました。 …

学校基本調査DataViewを作りました。

以前、弊BLOGでは相場観を持つことの大切さについて言及しました。つまり、様々なデータが大体どの程度の数値なのかを大まかに理解することですね。大学に限らず、学校教育関係のデータと言えば、指定統計である学校基本調査が真っ先に思い浮かぶところです…

引き際を見極める。

いろいろな人と関わる仕事をしていると、対立構造を含む議論になることも多いです。こっちの言い分が通れば良いのですがいつもそんなケースばかりではなく、何らかの譲歩が必要な場合ももちろんあります。その場合はどの段階から譲歩を始めるのかどこまで譲…

「文科省の言うことを聞かなければ交付金を減らされる」は本当か?

様々な場面でよく聞くのが「文科省の言うことを聞かなければ交付金を減らされる」ということです。これって本当でしょうか。私個人としては、少なくとも国立大学においては都市伝説と同程度の信憑性だと考えてます。 冒頭の文章を二つに分けてみましょう。前…

(思いつき)活躍している職員のジョブディスクリプションを作成してはどうか。

京都で開催された高等教育研究会・2015年度大学職員フォーラムに参加しました - Clear Consideration(大学職員の教育分析) 2015年度大学職員フォーラムの参加録が出ていました。ぼちぼちと眺めていたのですが、ジョブディスクリプションという話が提示され…

2015年の大学業界を(いまさら)振り返る

12月は文字通り四六時中働いていたので、今更ではありますが、このタイミングで大学業界の2015年を振り返ります。 新聞記事データベースの検索結果をもとに、大学に関係あるトピックを抽出しました。大学(特に国立大学)全体に関係ありそうなことや個人的に…

日本学術会議新春緊急学術フォーラム「少子化・国際化の中の大学改革」に参加してきました。

http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/222-s-0107.pdf 少子化、国際化、理科離れ、実践的教育の重視論等、わが国の高等教育をめぐって種々の環境変化や動きが顕在化している。一方で、高等教育は人材育成の最終過程であるとともに、大学において行われる研究…

国立大学の学費値上げには反対です。

現行の制度では学費を値上げしてもその分(あるいはその分以上に)運営費交付金が削減されます。つまり、学費を値上げしても、国立大学の教育研究等活動の質向上につながる可能性は極めて低いです。これを考えると、つまり学費値上げが誰の得になるのか、もう…

大学業界のギョーカイヨーゴ

他業界と同じく、大学業界にも様々な業界用語がありますね。特に、省略しているためにカタカナ語に聞こえてしまうようなギョーカイヨーゴもいくつかありますね。パッと思いついた限り、並べてみます。なお、解説部分は私見であり、正しさを保証したものであ…

職員としての言葉遣いのこだわり

大学職員として働く上で、どうでもいいほど些細なことですが、言葉の遣い方に対するこだわりがあります。 「本省」と言わない。 法人化以前ならともかく、今更文部科学省のことを「本省」と呼ぶ道理はないだろうということで、「本省」という言葉は言いませ…

プレゼンは身一つで行う。

例えば学内のシンポジウム等に出席したとき、基調講演などでスライドを用いた説明、所謂プレゼンテーションを聞くことがあります。大学職員の研修や勉強会などでも概ねプレゼンテーションが用いられている印象です。その際、大抵は演題の後ろでPCを操作しな…