大学職員の働き方考え方

大学職員の多様な業務を可視化する。

繁忙期→超繁忙期→繁忙期という感じで、もはや休み方すら忘れてしまっていました。少しづつ取り戻し、追いついていきたいと思います。 さて、世間一般で考えられているような学生との関わりのみならず、大学職員の業務はとても多様であるということは業界の中…

その道は10年前に通った道

超繁忙期に入ったので心身とも死んでいます。 さて、twitterをちらと見ると、大学職員はプロデューサーか云々という議論(?)を目にしました。個人的には、その話は10年位前にいろいろ目にし自分自身でも考えた記憶がよみがえり、微笑ましくなりましたね。1…

労働における成果とは何か。

www.itmedia.co.jp ――日本企業が取り組んでいる働き方改革を見ると、その多くは残業規制のための制度作りに注力しすぎている気がします。この点はいかがですか? 日本の働き方において何が一番悪いかといえば、言うまでもなく残業ですよ。残業手当てという制…

なぜ大学職員が部活の指導を行えるのか。

日本大学アメリカンフットボール部の件が世間を騒がしています。本件は危機管理や広報など様々な側面から語ることもできるのですが、私が今一つ腑に落ちないのはなぜ大学職員が部活の指導を行えるのか、という点です。私の母校や勤務校(ともに国立大学)で…

ケースメソッドから考えるメタ認知の大切さ

週末は金沢で行われたケースメソッドの勉強会に参加していました。実際に生じた事例(ケース)をシナリオ化しその際の意思決定を追体験するとともに、自分自身でもシナリオ作りを体験すると言うなかなか個性的な内容であり、自分の弱み(予算の裏付けへの対…

意見の背後に感情を察してはならない。

嫌な、気が向かない仕事や人との関わりとはどこにでもあるものだなと感じています。 例えば、様々な提案事項や案について、まぁ様々なところから様々なご意見をいただくわけです。それらは決して肯定的なものではなく、批判的なものもあります。このようなご…

「みなさん、どうですか?」では誰も発言しない。

複数の異なる大学・短大・高専の職員が参加したグループワークを観察する機会がありました。プロのファシリテーターではなく各グループのメンバー(つまり一般の職員)がファシリテーター役を務めていたのですが、どうもうまく発言できる空気ではないような…

教員とのコミュニケーションの最大奥義は書籍を読むことである。

教職協働など特別な言葉でなくとも、職員として仕事をしていくうえで教員との連携は欠かすことできません。常日頃から、対面や電話、メールなどでコミュニケーションを取っているのですが、そんな中でも最も効果があると感じているのは、当該教員が執筆した…

SHIROBAKOから見る仕事の作法

www.amazon.co.jp SHIROBAKO - Wikipedia 『SHIROBAKO』(シロバコ)は、P.A.WORKS制作、水島努監督による、2014年制作の日本のオリジナルテレビアニメーション作品。2011年制作の『花咲くいろは』に続く「働く女の子シリーズ」第2弾。制作進行・アニメータ…

大学事務職員は誰にでもできる仕事です。

巷には「大学職員論」(この場合、大抵は大学事務職員を指します。)なるものがあり、大学職員とは何か、どのような存在かについて、喧々諤々議論する世界があると聞いています。それはそれで結構ですが、たまに大学職員はいかにも崇高なる存在みたいな感じ…

仕事を断ることができるか。

働き方改革の影響もあり、超過勤務時間削減や業務方法改変などに取り組んでいます。そんな中、学内外問わずいろんなところからいろんな依頼をされるわけですが、最近考えるのはこの仕事は断ることができるのかと言うことです。特に、学内からの依頼ならとも…

会議運営のフロー図を整理してみた。

好きな仕事の一つは学内会議の運営です。特に、自分で資料を作る会議は、どのように議論を発展させようか悩みながら、自身の整理を紙に表現していくところが好きですね(会議運営というより資料作りが好きなんだと思いますが。。。)。 いつもどのように会議…

学生の選挙活動には注意すべきことがある。

www3.nhk.or.jp 衆議院は、正午から開かれた本会議で、大島衆議院議長が解散詔書を読み上げ、解散されました。各党は、来月10日公示、22日投票の衆議院選挙に向けて、事実上の選挙戦に入ります。 衆議院が解散となり、10月22日投票の選挙戦となりました…

大学職員の学びとは手持ちのカードを増やすことである。

「IDE現代の高等教育」を読んでいると、読売新聞の松本さんのコラムにて「大学職員の集まる場において勉強が役立っているかを聞いたところうまく答えてもらえなかった」的な文章がありました。おそらく、大学行政管理学会定期総会・研究集会でのことでしょう…

なぜ大学職員は無能と言われるのか。

世の中には、大学職員は無能だとか、クソだとかという言葉が溢れているなと感じることがあります。この点は、id:shinnji28さんも指摘されていますね。 shinnji28.hatenablog.com ずっと考えているのは、なぜ大学職員はクソ・無能だと言われるのか、というこ…

最近気になる二つのモデル。

最近耳にした組織学習に関するモデルで、気になっているものが2つあります。 1.成功のコア・セオリー 経営学の理論は現場で役に立つのか? 「成功のコア・セオリー」は、組織力向上の鍵は、関係の質にある」ということを示している。すなわち、それは、①…

国立大学は職員を育てる必要がなかった。

masterpiece0924.hatenablog.com 少し前に、こちらのブログ記事が話題になっていました。書かれていることはわかりますし、ブコメを見ても概ね賛同意見といったところでしょうか。私は、そもそも国立大学は職員を育てる必要がなかったのではないかと思ってい…

仕事には2種類ある。

最近思うのは、仕事には可逆的なものと不可逆的なものの2種類あるな、ということです。 可逆反応 - Wikipedia 可逆反応(かぎゃくはんのう 独: reversible Reaktion、英:reversible reaction)とは、化学反応のうち、始原系(原料)から生成系(生成物)へ…

1年目で仕事を覚えて・・・では遅すぎる。

最近ではあまり聞きませんが、たまに聞いたのが「異動して1年目で仕事を覚えて2年目に流れを把握して3年目に改善に取り組む」みたいなことです。この流れで出てくるのが「3年目に異動ではようやく改善に取り組み始めたばかりなのに・・・」みたいな台詞…

職員の成長とは働き方の変容である。

大学設置基準等の一部を改正する省令の公布について(通知):文部科学省 今回の改正は,社会のあらゆる分野で急速な変化が進行する中で,大学及び高等専門学校(以下「大学等」という。)がその使命を十全に果たすためには,その運営についても一層の高度化…

前に立ち続けることで学べることもある。

id:shinnji28さんがプレゼン時の謙遜についてBLOGに書かれています。 shinnji28.hatenablog.com 私は彼と面識があり、最近では仕事の相談にのってもらっています。彼らしい姿勢だなと思いながら読んでいたのですが、そういえば私も同じような経験をしたこと…

シニカルなだけではクソの役にも立たない。

冷笑的な態度も結構ですが、周りへの悪影響も自覚してほしいですね。成果が出ているという点は考慮されるべきではあるものの、基本的には「勉強することや努力すること、真剣になることはカッコ悪い」という価値観は唾棄すべきものだと思っています。

愛校心なんてない。

友人を話している中で、唐突に、何年か前に参加した勉強会で将来の中核となる大学職員の必要な要素として、"愛校心"というワードが頻出したことを思い出しました。私はあまり定量的でない言葉や水準が明らかではない言葉には疑ってかかるタイプなので、当時…

処理だけではなく判断をすること

夏の間は平日土日の区別なく同じ仕事にひたすら取り組んでいました。 いわゆるルーチンワークと言われる定常業務は大学職員として働くうえでは避けては通れないものだと思います。同じようなタイミングで同じような手順で同じような結果がでるような、ある意…

上司は孤独である。

異動して職階に似つかわしくない仕事をするようになりました。部下(あまり部下とは思ってませんが。。。)も10名近くになり、一部は離れたキャンパスにいます。そんなポジションになって一ヶ月程度ですが、「上司は孤独」という言葉を実感しつつあるのが正…

わからないということを開き直る。

初めて関わる業務ということもあり、異動してから本当に仕事がわからなくなりました。特に、何をすれば良いのかではなく、どのように処理をすれば良いのかもわからないため、取りこぼしはないかといつもヒヤヒヤしながら事務処理をしています。そんな中、意…

何もない状況から業務を引き継ぐということ

異動後の仕事がわけわからなさすぎて、逆に1周して面白くなっています。 異動した先の仕事が全く経験のない場合、まずは前任者等が作った引継書に沿って対応しましょうということになりますよね。けど、引継書が不十分な場合やそもそもない場合もあり得るで…

結局は、心持ちである。

弊BLOGは結構前向きな感じで書いているのですが、実際にはそんなことばかりではなく、面倒なことや理不尽なことも多々感じているわけです。職場の友人と話していても、わかってくれない上司がいたり、対応が悪いカウンターパートがいたりということは、程度…

論文が書けるように仕事をしたい

以前の記事でも言及した通り、日頃の業務でも研究の作法を考えて取り組むことを意識しています。仮説を立てて方法を検討し、取り組んだ結果を明らかにしさらに改善を検討するということですね。大きな制度の話から細かい手法の話まで、なるべくいろんなこと…

自分を守るためのボス・マネジメント

人事異動などで自分よりも当該業務の経験が浅い上司が赴任することってありますよね。あるいは、能力的にちょっと微妙って人が上司として配置されることもあるかもしれません。通常マネジメントというと上司から部下への方向が多いですが、部下から上司をコ…