弊BLOGのこれまでとこれから

 平素より弊BLOGをご高覧いただきありがとうございます。

 という挨拶から入りましたが、弊BLOGは平成25年9月28日に開設しそろそろ開設1年を迎えます。というわけで、これまでの記事内容、アクセスなどを振り返るとともに、弊BLOGを始めた理由やその効果などを整理してみます。なお、記事中の数値等は平成26年9月23日時点です。

 まず、はてなブログのダッシュボード:ブログの概要に記された基本的な情報を整理します。

ブログ日数:132日

投稿数:149

アクセス数(合計):148,691

 ブログ日数とはブログ記事を掲載した日数、アクセス数(合計)とはこれまでのアクセス数です。この「アクセス数」が何を指すのか公式のヘルプでは明らかではありませんが、どうもページビュー(同一人物かどうかに関わらず、どれだけページが見られたか)を指すようです。この基本情報から算出した各指標は、以下のとおりです。

平均更新日間隔(365/132):2.77日

更新日1日当たり平均更新記事数(149/132):1.13記事

記事当たりの平均アクセス数(148691/149):997.9アクセス

1日当たりの平均アクセス数(148691/365):407.4アクセス

 弊BLOGは「匿名で行うとともに筆者自身がSNS等で共有・拡散・宣伝しない」という方針で開始しました。中身で勝負したいという気持ちもありましたが、それ以上にどのように弊BLOGが広まっていくのか興味があったためです。このような背景もあり、とにかく知ってもらわないと話にならないと思い、当初はかなり頻繁に更新を行っていました。そのため、平均更新日間隔が小さく、また更新日1日当たり平均更新記事数が1を超える数値になっているのでしょう。現在の更新日間隔は概ね3~6日という印象です。

   記事当たりの平均アクセス数は、記事を更新していない日のアクセス数も含まれていますので、多めに算出されています。1日当たりの平均アクセス数では概ね400アクセスですが、記事を更新していない日や土日はさらに低くなります。土日のアクセス数が減少するということは、業務に関連する情報として弊BLOGを見られるのであれば当然でしょうね。

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 弊BLOGではGoogleAnalyticsでのアクセス解析も行っています。図に同サービスでのページビュー数等集計結果を示します。ただ、途中から同サービスを利用したことや、はてなブログや同サービスの言葉の定義が曖昧であるため、私自身の理解不足もあり具体的な数的検討は少し心もとないです。そこで、GoogleAnalyticsのページタイトル別のページビューが多い記事をページビュー数を示さずに以下に示します。なお、最もページビューが多いページははトップページでした。

 学校教育法や運営費交付金など、国の施策に関連する記事へのアクセスが多いですね。これら記事には現在も一定程度のアクセスがあります。なお、上記にない中で、私が力を入れて書いたと思っている記事は、以下のとおりです。

 さて、弊BLOGは三つの意図を持って始めました。

 一つ目は、私自身が考えたことの備忘録ということです。日頃考えたことを書き留めないとどんどん忘れていってしまうため、それだったらいっそのこと公表してしまおうという安直な理由です。あくまで当時の思考で書いているため、見返した際に「質が低いな」と思えることも多々ありますが、そこはそれでそのままにしています。(機会があればそれをカバーする記事を書きたいところですが。。。)

 二つ目は、文章を書く経験を積むということです。業務でもいろいろと文章を書くことが多いため、そのトレーニングとして、公表できる文章を書ける場を設けました。その結果文章力が上がったのかは分かりませんが、句点の打ち方など、自分の中での一定程度のルールや法則を見つけることができました。

 三つ目は、自分の想いや考えをきちんと外化するということです。いろいろなBLOG等を読んでいても「〜〜すべきである」という「べき論」にはずっと違和感を持っていました。べき論は自分という主体とその状況の中に置いていない気がしており、主体的に変化等を起こしていく意思を感じられないためではないかと考えています。そうではなく、裏方や評論家と捉えられがちな大学職員も、自分が「〜〜したい」という「たい論」をもっと打ち出していけばもっと良い大学になるのではないかと考え、弊BLOGを開始しました。

 これらの背景もあり、ニュース等への簡単なコメントというよりは、事実などを考察する記事が多くなり、必然的に記事内容が長くなりがちであることは自覚しています。私が弊BLOGの筆者であると知っている友人からも、書いている側の力の入れ具合が伝わってくるため読むのに気合いや体力を使うというコメントをいただいているところです。方針は変えるつもりはありませんが、もっとコンパクトに主張できないかということは文章構成上のテクニックとして考えてきたいと思っています。タイトルもなかなかうまく付けられないため、タイトルを名付ける方法も研究していきたいですね。

 書き溜め等はあるものの、基本的には今思っていることや考えていることを書き散らしているため、謂わば知識や思考の切り売り状態になっており、記事を書く度自分の中のストックがどんどん減っています。しかし、強制的にアウトプットすることで一時的に自分の価値を低下させ、それを回復させるために新たな知識や思考を手に入れるというサイクルができあがっていると自覚しています。しっかりと長期間考えることも必要でしょうが、たまに押し入れから出して撫で回すような知識思考の保持をするのではなく、短期間での外化を繰り返すことでより思考を進化できることもあるのではないでしょうか。

 実は、後輩のためにももっと情報が必要だ情報発信をしていこうと思った、ある意味弊BLOGを開始する意思に繋がった事柄に関する記事は、まだ書いていません。期を見て、良いタイミングで書きたいと思っているところです。その他、自分自身の知識向上のためにもしっかり調べて記事にしようと思っていることも幾つかあります。私自身この職業についてまだ10年経っていない若輩者ではありますが、今後とも弊BLOGをよろしくお願いいたします。