教職コアカリ対応表様式(仮)及び再課程認定教育研究業績書様式(仮)を作りました。

 前回の記事に引き続き、教職課程再課程認定に関連し、教職コアカリキュラム対応表様式(仮)及び再課程認定教育研究業績書様式(仮)を作りましたので、共有します。例によって、利用の際は自己責任でお願います。

 教職コアカリの対応表は、あまりセンスがない様式だなと思いつつ、手引きを踏まえ類似した形で作成しました。なお、外国語(英語)コアカリキュラム対応表は作成する予定はありません。

 教育研究業績書には「職務上の実績に関する事項」欄が追記されましたので、それに合わせて様式(仮)を作成しました。業績等を記入する欄は無色罫線の表により作成していますので、課程認定担当者が一度はイライラしたことがあるであろう、改行連打による高さ合わせを行う必要はありません。業績等を追記する場合は、上か下に行を追加してください。

 様式第2号(概要)はそんなに急いで作るものではないですし、シラバスは変更された箇所はないように感じます。また、様式第5号は「学校体験活動」を加えれば良いだけですね。前回の記事と合わせて、作業開始できる程度の様式(仮)は揃ったかと思います。(繰り返しですが、外国語(英語)コアカリキュラム対応表は作成しません。)

 様式を再構成するのはなかなか勉強になるのですが、ほんとはこんな単発の様式ではなく、もっと作りたいものがあります。それは、様式間をリレーショナルに繋いだ課程認定申請様式セットです。

 教職課程認定申請の手引きやチェックリストには「〜〜が同一か確認すること」などといった注意が頻出しますし、実際私も指摘を受けたことがあります。人の目で注意深く確認をするのですが、特に申請書が長大なものになると、見落としが全くないとは言いがたい状況になります。だったら、そんなところにコストをかけるよりは、機械的に様式間の記述が合致する仕組みを作れないかと考えています。一つのデータシートに入力した数値・文字列が、複数の様式の該当箇所に自動入力されるものを、VBAやアクセス、WEBアプリなどにより構築できないでしょうか。なかなか私の技術が追いつかないのですが、少しずつ実現していきたいと思っています。

 コストがかかる業務をこなすためだけではなく、判断をし成果を出すために仕事をしているわけですし、行政コストや業務コストはできるだけ削減していきたいと思っています。今回の様式(仮)の共有が少しでも教職課程申請担当者の業務コスト削減につながれば幸いです。