2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

だから、評価では物事は良くならない。

※ただの長い愚痴です。 国立大学法人評価委員会(第52回) 議事録:文部科学省 国立大学法人評価委員会の議事録が公表されていました。ざっと読んでいたのですが、「評価者への配慮」とか言っている時点で改善につながる評価とか程遠いよなぁと思いました。 …

学校基本調査DataViewを作りました。

以前、弊BLOGでは相場観を持つことの大切さについて言及しました。つまり、様々なデータが大体どの程度の数値なのかを大まかに理解することですね。大学に限らず、学校教育関係のデータと言えば、指定統計である学校基本調査が真っ先に思い浮かぶところです…

引き際を見極める。

いろいろな人と関わる仕事をしていると、対立構造を含む議論になることも多いです。こっちの言い分が通れば良いのですがいつもそんなケースばかりではなく、何らかの譲歩が必要な場合ももちろんあります。その場合はどの段階から譲歩を始めるのかどこまで譲…

「文科省の言うことを聞かなければ交付金を減らされる」は本当か?

様々な場面でよく聞くのが「文科省の言うことを聞かなければ交付金を減らされる」ということです。これって本当でしょうか。私個人としては、少なくとも国立大学においては都市伝説と同程度の信憑性だと考えてます。 冒頭の文章を二つに分けてみましょう。前…

(思いつき)活躍している職員のジョブディスクリプションを作成してはどうか。

京都で開催された高等教育研究会・2015年度大学職員フォーラムに参加しました - Clear Consideration(大学職員の教育分析) 2015年度大学職員フォーラムの参加録が出ていました。ぼちぼちと眺めていたのですが、ジョブディスクリプションという話が提示され…

2015年の大学業界を(いまさら)振り返る

12月は文字通り四六時中働いていたので、今更ではありますが、このタイミングで大学業界の2015年を振り返ります。 新聞記事データベースの検索結果をもとに、大学に関係あるトピックを抽出しました。大学(特に国立大学)全体に関係ありそうなことや個人的に…

日本学術会議新春緊急学術フォーラム「少子化・国際化の中の大学改革」に参加してきました。

http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/222-s-0107.pdf 少子化、国際化、理科離れ、実践的教育の重視論等、わが国の高等教育をめぐって種々の環境変化や動きが顕在化している。一方で、高等教育は人材育成の最終過程であるとともに、大学において行われる研究…