処理だけではなく判断をすること
夏の間は平日土日の区別なく同じ仕事にひたすら取り組んでいました。
いわゆるルーチンワークと言われる定常業務は大学職員として働くうえでは避けては通れないものだと思います。同じようなタイミングで同じような手順で同じような結果がでるような、ある意味では誰がやっても同じ結果でる仕事は多かれ少なかれ誰でもやっているものです。私も毎月行うルーチンワークがあります。これら業務はまさに「処理」と言っても過言ではない同一性があり、仕事がつまらないと思える要因の一つになっていると推測できます。
さまざまな業務がある中、私が意識しているのは「処理だけではなく判断をすること」です。業務方針の策定という大きなことから、それこそ会議の飲み物はお茶かコーヒーか紅茶かといった小さなことまで、自分で考え判断をした事例を積み重ねることが自分自身の成長とより良い業務につながると思っています(往々にして、判断結果が上司のところでひっくり返ることもありますが。。。)。
一度判断したことは状況が変わらない限りは次回以降判断する必要がなく、処理をするだけになります。つまり、判断する事柄は常に新しく自分にとって未知の内容です。このような状況でより良い判断をするためには、自分自身の見識を高めるしかありません。私のなかでは、高等教育に関することを学んだり、他大学の事例を調査したり、職員と交流したりといった職員として勉強することは、業務の中で良い判断をするために行っているところが大きいですね。