上司は孤独である。
異動して職階に似つかわしくない仕事をするようになりました。部下(あまり部下とは思ってませんが。。。)も10名近くになり、一部は離れたキャンパスにいます。そんなポジションになって一ヶ月程度ですが、「上司は孤独」という言葉を実感しつつあるのが正直なところです。
「上司は孤独」という言葉を初めて聞いた時、ホウレンソウがちゃんとできていればそうでもないだろ、と思っていました。つまり、状況把握や意思決定に必要な情報が適切に収集できていれば孤独にはならないと思っていたわけです。これは甘かったですね。実際、上司的ポジションに立ってみると、相談等で情報が上がってくる機会はあっても、薄いヴェールの向こうで物事が進んでいる感はとても大きいです。別に全てを把握しようと思っているわけでもないのですが、それにしても「孤独」という表現は確かに当てはまるなと思っています。
幸いにも皆が適切に判断して動けていますし、もっと私自身が職務内容全体を把握できればこの感情はちょっとはマシになるでしょう。きっと誰もが直面する壁でしょうし、なんとか早めに乗り越えていきたいです。しかし、同一校内の異動ならともかく、勤務校が全く変わる異動官職の方は本当に孤独なのだろうと余計なことを感じました。