結局は、心持ちである。
弊BLOGは結構前向きな感じで書いているのですが、実際にはそんなことばかりではなく、面倒なことや理不尽なことも多々感じているわけです。職場の友人と話していても、わかってくれない上司がいたり、対応が悪いカウンターパートがいたりということは、程度の差はあれどこも同じように感じます。政局を見ていても、国立大学法人の未来も、そんなに明るいものではないのかもしれません。
そんな中で前向きに仕事をするのは、結局は自分の心持ち次第なのかなと思っています。思いがなければ行動はできません。思いを持って、自分が行動できる範囲や影響を与えられる範囲をイメージし、他人にどう見られているのかをコントロールして、感情を価値観に寄せて、想像できる範囲でのベストを考えることを意識しています。特に、取り返しがつかないサンクコストや機会損失はどうしようもないことなので、あまり深く考えないようにしていますね。
仕事ってやりやすいなと思うのは、各職業・各組織ごとの価値観の軸は実は意外とそれほど多くないことです。価値観の軸を踏まえて、思いや感情、考えを整理していけば、なんとなくある程度のところまでは他者と動けるのではないかと思っています。(いつもうまくいくわけではありませんが。。。)
もちろん、こういった心持ちは自分の中だけのものですので、他者に押し付けるわけにはいきません。自分の中の心持ちを保ち、自分や他者が良い仕事や良い人生を送れるように、条件や環境を求めていくことになるのでしょう。その中で、賛同してくれる人が現れたり、取組が報われたり、
心持ちを保つためには、仕事以外の場面において、自分への負荷と解放のバランスを取る必要があると考えています。私の場合は、ランニングであったり学外でのワークショップの企画運営であったり音楽であったり料理であったり読書であったりしますね。
私の心の中には、だいぶ前に読んだ漫画のフレーズでずっと覚えているものがあります。もはやストーリーを全く覚えていないのですが、このフレーズはとても印象深く、行動方針の一部になっているくらいです。最後にそれを紹介します。
人生はいつも準備不足の連続だ 常に手持ちの材料で前へ進む癖を身につけておくがいい (魔法先生ネギま!第11巻)
あらゆる局面において重要となるのは、不安定な勝算に賭け不確実な未来へと自らを投げ込める自己への信頼・一足の内面的跳躍 つまり、「わずかな勇気」だ(魔法先生ネギま!第11巻)