東京大学広報誌「淡青」に思う

 国立大学が法人化して以降、各大学は広報活動に力を入れており、昔ながらの明朝体で誰が呼んでいるのかわからないような広報誌からの脱皮を図っています。例えば、東京大学の「ACADEMIC GROOVE」や三重大学の「三重大X」などが代表格でしょうか。

 そんな中、私が好きな広報誌の一つに東京大学広報誌「淡青」があります。

東京大学 [広報・情報公開]淡青

 半年毎に発行されるため忘れた頃にやってきますが、読みやすく内容が濃い上にどことなく品が良いという、なんとなくとても東大らしい広報誌だな、と思いながらいつも楽しく読んでいます。

 そんな「淡青」ですが、先月Vol.27が発行されました。Vol.27は「スポーツと東大。」という特集で、東大の様々な部活動とともにスポーツ力学などの研究成果が紹介されています。特に、スポーツと東大に関する様々なトリビアがちりばめられており、変わらず楽しく読むことができました。東大野球部と言えば、元ジャイアンツの桑田投手がコーチに就任したことがニュースになりましたが、その様子も少しだけ書かれています。

 大学の広報誌はなんとなく回覧で回ってくるけど忙しい読んでいないと言う業界の方もいらっしゃるかもしれませんが、思いもよらない楽しい情報もありますので、お時間のあるときにご一読されてはいかがでしょうか。私もBLOGを書くようになってから、ネタ探しがてらペラペラめくるようになりました。