教職課程認定申請書を提出する際の直前の確認事項

 3月25日(月)を最終日として教職課程認定申請書の提出が完了します。毎年申請書を持っていくたび、受理してもらえるか緊張しますね。

 課程認定申請書は、内容は(確認事項等で指摘があるため)どうであれ、とりあえずその場で受理されなければ何も始まりません。基本的には、申請書提出時には、文部科学省の担当官は外形的に書類が整っているかを確認することになります。私はいつも、以下の点を申請書提出時の最後の確認事項とし、受理を目指しています。

1.必要書類に過不足はないか

 文部科学省が発行している「教職課程認定申請の手引き」には、各申請課程における必要書類が明示されています。大学院専攻等の課程では様式5,6号は不要であること、教職実践演習を行わない課程では履修カルテが不要であることなど、必要な書類を揃えているかを確認します。また、様式第2号、第3号などは免許種ごとに作成が必要ですので、申請する免許種と対応しているか確認します。

 個人的には、様式第2号が2種類(「概要」「教育課程」)に分かれていることをいつも忘れて印刷したりページ数を記載したりしてしまうので、特に注意しています。

2.押印された原本か

 チェックリスト、様式第1号、第4号、第5号、第9号などには、事務担当者や申請者、教員、実習受入機関の押印が必要です。申請書の副本も同時に作成しているかと思いますが、誤って書類が混じらないように注意しましょう。

3.片面印刷か両面印刷か

 様式により、印刷方法(片面印刷か両面印刷か)が異なっています。注意しましょう。

 特にシラバスについて、行間等を調整し必ず1科目2ページとしておくと、印刷時や差し替え時に便利ですね。

4.ページ数は鉛筆書きで適切に記載されているか

 鉛筆書きでページ数を記載しているか、最後に確認します。チェックリストにもページ数を記載しているか、様式第4号のページ数の記載方法は適切かも気にしたいですね。1ページになることが多い片面様式も含め、様式第2号以外は表面が奇数ページになっているはずですので、パラパラと眺めてみるだけでも意味があります。