SHIROBAKOから見る仕事の作法

www.amazon.co.jp

SHIROBAKO - Wikipedia

SHIROBAKO』(シロバコ)は、P.A.WORKS制作、水島努監督による、2014年制作の日本のオリジナルテレビアニメーション作品。2011年制作の『花咲くいろは』に続く「働く女の子シリーズ」第2弾。制作進行・アニメーター・声優・3DCGクリエイター・脚本家志望としてそれぞれアニメーション業界に入って夢を追う5人の若い女性を中心に、作品の完成を目指して奮闘するアニメーション業界の日常を描く群像劇である。

 SHIROBAKOというアニメーションがあります。アニメーション制作会社などにて働くキャラクターたちが一本のアニメーションを作成するために奮闘するストーリーであり、Amazon Prime ビデオをザッピングしている時に見つけ鑑賞しました。私はこのようなお仕事系の漫画やドラマ、アニメが結構好きなのですが、本作も色々と考えながら見ることができました。

(以下、ネタバレあり)

 特に印象に残っているのは、最終話近くの流れです。原作で描かれていない最終話をアニメで作成するにあたり監督は原作者と調整を行おうとしますが、編集者を間に挟んでいるためか、なかなかうまくいきません。最終的には、監督は直接原作者とアポをとり、これまでうまく伝わっていなかったところを解消するとともに、原作者とともに最終話のストーリーを生み出します。

 ここから、仕事の作法として、報告・連絡・相談の大切さと、キーパーソンと対面して話すことの重要性を感じ取りました。そのほかにも、制作進行の遅延や職場の人間関係、若年者と老年者の関係など、どの業界にもあるよなという困難が頻発し、その都度キャラクターたちは対応に追われることになります。そこでも、報告・連絡・相談や謝罪、依頼など様々な手を用い、目標に向かっていく様子が描かれます。

 本作では、様々な方が様々な論考を発表しています。本作の視聴とともに、ご覧ください。

ciatr.jp

blog.hatenablog.com