「職場としての大学」の良さ

関東甲信越地区国立大学法人等職員採用試験

平成27年度関東甲信越地区国立大学法人等職員採用試験
受付期間 平成27年7月1日(水)10:00~7月15日(水)17:00(受信完了分まで有効)

 国立大学法人職員統一採用試験の受付が、各地区の採用試験事務室にて開始されています。民間企業等の採用選考活動開始時期に併せ、例年よりも遅めの開始になっていますね。弊BLOGでも国立大学法人職員の採用について言及してきたところです。

国立大学法人の職員採用に思う 〜多様化する採用形態〜 - 大学職員の書き散らかしBLOG

 私にとっての「職場としての大学」の良さって、多様性だと思っています。学生と教育職員と事務職員、技術職員、医療系職員など、異なる価値観、組織観を持つ集団が同じキャンパス内で存在しているって、いろんな意味でエキサイティングです。もちろん、なかなか物事が決まらなかったり、価値観が異なるが故の言いがかりをつけられたりと面倒なこともたくさん(むしろ面倒なことばかり)なのですが、その中で自分自身が新しいアイデアを得られたり、新しい価値を他者とともに作り出し大学や組織に貢献できたりするところはとてもおもしろいなと思います。

 同じ価値観の者が集まった集団に身をおいたこともありますが、その環境に過剰適応し、新鮮な気持ちや新しい価値観を持てなくなりそうな自分を非常に恐ろしく感じたことを思い出します。図書館等大学施設が利用できたり、電子ジャーナルを読めたりと他にもいろいろありますが、総じて「職場としての大学」は自分に合っているな思っているところです。

 国立大学法人はまだまだ受難の時代が続くと思いますが、受験される皆さんは前向きに、自分自身を成長させるとともにその力を以て大学の発展に貢献することを考えてほしいですね。

PS 先月から大学職員系イベントカレンダーの更新を再開しました。