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やる気やモチベーションなんて、ない。

その他

 よく「やる気あるね」「モチベーション高いね」と声をかけられることがあります。その度、曖昧な笑顔で受け流しているのですが、どうにもモヤモヤした気持ちを持ってしまいます。だって、やる気やモチベーションなんてないんですから。

   上記の話を受けるたび、「やりたいことをやってるだけですから」と答えていますが、これも本当はうそです。だって、やりたいことなんてないんですから。

   最近気づいたのですが、私は今までやりたいことをやってきたと思ってきたのですが、特にここ何年かは「やった方が良いと考えること」をやってきたと言った方が正しそうです。現状がどのようになったら理想的か、それは誰にとってどのようなメリットがあるのかを思い浮かべ、それを達成する手段を考え、自分あるいは周りとなんとかしてきたというのが正確なところでしょう。(うまくいったか、そうでないかは置いておいて。)

   手段まで考えられたのなら、もうそこにはやる気やモチベーションは関係ありません。組織や誰か、あるいは近い未来の私自身に対する効果が自覚できているのであれば、粛々と実行するだけです。特に、それが自分一人の手間や時間で成し遂げられるのであれば、とりあえず着手してきたところです。もちろん気が向かない時もありますが、出口と工程がある程度明らかになっていますので、長い目で見ればとりあえずやってきたと言えるでしょう。

    ただ、最近はこの考え方はあまり良くないなとも思っています。「やった方が良いことをやる」というのは自分の手が届く現状を最適化することですが、その土台となる現状がない条件下では答えを出せません。具体的に言うと、私には特に異動希望はありません。やりたいことがないんですから。これについては、もっと見聞を深めて自分の認知範囲、最適化対象範囲を広めることが必要だと考えています。

    特にここ数年は、「なぜ人は「〜〜したい」という気持ちを持つのか、どうやったら職務上でその気持ちを持ってもらえるのか」ということをずっと考えてきました。やった方が良いと思うこと自体がやりたいという気持ちではないかとも思わないでもないですが、どうも腑に落ちません。モチベーションマネジメントや組織行動なども勉強しているところですが、なかなかこの問いに自分なりの答えを出すのは難しいですね。

    やる気やモチベーションって言葉にするのは簡単なのになかなか扱いが難しいですねってことを本エントリのオチとしておきます。