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学徒出陣調査のニュースに思う

 NHK NEWS WEB 学徒出陣 大学の実態把握進まず

 太平洋戦争での学徒出陣からこの秋で70年となり、NHKが全国の大学などを対象にアンケート調査を行ったところ、半数が徴兵された学生の数を把握できていないことが分かりました。回答を集計した結果、およそ4万人が徴兵され、犠牲者はおよそ4000人に上っていますが、実際にはこれを上回るとみられ、70年たった今も実態把握が進んでいない現状が浮かび上がりました。

 この記事の書き方から大学側を悪者にしようとする悪意を感じるのは、私の心が汚れているからでしょうか。 

 専門分野の教員がいる場合や大学としての対応を行っている場合を除き、今回の調査で 初めて学徒出陣の調査を行った(あるいは行うかどうかの判断を迫られた)大学は少なくなかったのではないでしょうか。よって、記事中「70年たった今も実態把握が進んでいない現状」というよりは、「70年たって調査した結果」という文意の方が正しいのではないか、と感じています。70年前のことを今初めて調査しても、そりゃ正確な数値なんてわかりませんよね〜。

 大切な事なんだろうなとか、大学の方針にもよるな、とも思いますが、個人的には減少しているリソースを本事案に裂く意義をあまり感じていません。ただ、本調査については、所属機関附属図書館のリファレンスサービスを学内的に使ったらおもしろそうだったな、と思っているところです。