大学一般

「なお従前の例による」には要注意

教務関係の業務を担当するようになって戸惑ったのは、年度の考え方が全然違うということです。 例えば、平成30年度から新たなカリキュラムにしましょう(この授業は廃止しましょう、この授業を新設しましょう、履修方法を変えましょうなど)となった場合、平…

再課程認定質問回答集DBを10月27日最終更新版にアップデートしました。

kakichirashi.hatenadiary.jp 各機関の教職課程担当者のお手元にはすでに届いていると思いますが、文部科学省より施行規則や再課程認定に係る様式が(ようやく)送付されましたね。ただ、施行規則は未だ公布されていませんので、厳密に言えば、送付時点でも…

財政審の図は意味不明である。

www.mof.go.jp 10月31日開催された財政制度等審議会財政制度分科会(以下、「財政審」という。)の資料が公表されていました。同審議会は、財務省設置法第7条に基づく財政制度等審議会令により設置されている審議会であり、幅広く国の財政・予算等について審…

課程認定申請担当者になって戸惑った3つのこと

一年半ほど前に教職課程認定申請の担当者になったことを振り返ると、以下の3点に戸惑ったように記憶しています。 1.担当教員欄が空欄 最初に作成したのが、後学期からの教育課程の変更に伴う変更届でした。過去の書類を参照した際驚愕しましたね、各授業…

国立大学の一法人複数大学方式とは何か

www.nikkei.com 文部科学省は国立大学法人が複数の大学を経営できるように制度を改める案を25日に開かれた中央教育審議会部会に示した。現行制度では同じ法人の経営は1つの大学に限られる。少子化で経営環境が厳しくなる中、重複する学部の統一や設備共有な…

平成29年度教職課程認定申請に関する事務担当者説明会に参加してきました。

平成29年10月23日にオリンピック記念青少年総合センターにて開催された平成29年度教職課程認定申請に関する事務担当者説明会に参加してきました。台風の影響が心配される中、文部科学省からも直前に開催に関する諸連絡がある中での開催となりましたので、昨…

認証評価は誰のために行うのか。

「負担の割に活用されない」 大学の認証評価で議論 | 教育新聞 電子版 大学の認証評価を巡って、現状の制度では、用意しなければならない膨大な資料の準備による教員の負担増加、日程などが制約される実地調査の有効性などの問題点が挙げられた。また、労力…

行政文書の管理に関するガイドラインが変更される見込みです。

配布資料 第57回公文書管理委員会 - 内閣府 内閣府公文書管理委員会の資料が公表されています。それによれば、おそらく加計学園問題の影響により、行政文書の管理に関するガイドライン(以下、「ガイドライン」という。)の変更が検討されているようです。国…

教員免許状更新講習は受講希望者を受け入れられるのか。

教員免許状更新講習は、現職教員にとって、法律にて受講が義務付けられているものです。 教育職員免許法 (効力)第九条 普通免許状は、その授与の日の翌日から起算して十年を経過する日の属する年度の末日まで、すべての都道府県(中学校及び高等学校の教員…

大学事務職員は誰にでもできる仕事です。

巷には「大学職員論」(この場合、大抵は大学事務職員を指します。)なるものがあり、大学職員とは何か、どのような存在かについて、喧々諤々議論する世界があると聞いています。それはそれで結構ですが、たまに大学職員はいかにも崇高なる存在みたいな感じ…

沖縄科学技術大学院大学に行ってきました。

https://www.oist.jp/ja 所用により、沖縄科学技術大学院大学(OIST)に行ってきました。そこで見たOISTが素晴らしい環境だったので、今回はその紹介です。 建物全景模型を前面から。木々を縫うように建物が配置されていることがわかります。 建物全景模型を…

専門職大学院設置基準が改正されました。

専門職大学及び専門職短期大学の制度化等に係る学校教育法の一部を改正する法律等の公布について(通知):文部科学省 専門職大学及び専門職短期大学の制度化等に係る学校教育法の一部を改正する法律等が公布されました。本件については、「中央教育審議会キ…

学生の選挙活動には注意すべきことがある。

www3.nhk.or.jp 衆議院は、正午から開かれた本会議で、大島衆議院議長が解散詔書を読み上げ、解散されました。各党は、来月10日公示、22日投票の衆議院選挙に向けて、事実上の選挙戦に入ります。 衆議院が解散となり、10月22日投票の選挙戦となりました…

私立大学等改革総合支援事業タイプ5は地方私立大学再編も視野に入っているのではないか

平成29年度 私立大学等改革総合支援事業(タイプ5)に係る調査について(依頼):文部科学省 私立大学等改革総合支援事業について、今年度からはタイプ5としてプラットフォーム形成が加わります。当事業タイプ5の支援を希望される場合は、別添1「私立大学等…

教員免許状更新講習はまず定員の設定が重要である

kakichirashi.hatenadiary.jp 某開設機関の方から記事の記載情報に一部誤りがあるとのご連絡をいただきましたので、一部情報を訂正いたしました。もともと、文部科学省のWebページにも、 このページに掲載している免許状更新講習の情報は、文部科学大臣によ…

(お礼)大学職員のためのフリーペーパー「PU」Playful Universityへの掲載について

有志の方が作成されている大学職員のためのフリーペーパー「PU」Playful Universityは毎号楽しみに読ませてもらっています。第5号は「大学職員の情報収集術」という内容で先日公開されましたが、弊BLOGについても言及いただいています。 仕事の情報収集に役…

まだ間に合う!教員免許状更新講習2017

※スマホではなくPCでの閲覧を推奨します。 教員免許状更新講習は夏休み中に開催されることが多く、夏季の講習が受講できなかった方や不認定となった方は、年度内の履修(修了)証明書の入手に向け、なかなか焦っているのではないかと思います。各大学の担当…

人事の凍結は人勧対応が一因である可能性からの財務コミュニケーションの話

相変わらず国立大学界隈では景気の良い話を聞きません。退職した教育職員の後任人事の凍結も普通に聞かれるようになりました。その要因は各大学により様々でしょうが、一つには人事院勧告への対応ということもあるのだろうと思っています。 平成29年人事院勧…

文科省以外の概算要求事項における大学関係予算

私は一応、国立大学法人職員のはずですが、役職上、私立大学や私立短期大学を対象とした補助金や文科省以外の省庁の予算等にも業務所掌が広がっています。そんなわけで、文部科学省以外の省庁の概算要求における大学関連予算を簡単に整理しました。 各省庁に…

再課程認定質問回答集検索DB(8月28日ver)を作りました。

超繁忙期が終わったので、そろそろ再課程認定周りの業務を再開しているところです。 ところで、再課程認定申請については文科省がQ&Aが作成しており、現在は8月28日更新の第4版が公表されています。 教職課程再課程認定申請について:文部科学省 pdfファイル…

(再課程認定申請)図解:業績書等提出の考え方

教職課程再課程認定申請において、一部条件を満たせば、当該授業を担当する教員の履歴書・教育研究業績書・教員就任承諾書(以下、「業績書等」をいう。)の提出を省略することができます。どのような場合において業績書等が省略できるのかについては、弊BLO…

(再課程認定申請)H30課程認定申請とH31再課程認定申請のチェックシートの比較について

課程認定申請において一番最後に確認する拠り所となるものといえば、「チェックシート」だと思います。チェックシートには書類記入上注意すべき点が整理されていますので、今回は平成30年度の課程認定申請と平成31年度の再課程認定申請のチェックシートの内…

(再課程認定申請)業績書提出必要教員の考え方は意外とシンプル

本日開催された京都地区の教員免許事務研究会において、弊BLOGが言及されたと松宮さんより伺いました。教員免許事務の大先輩からの言及ということで大したことのない内容を細々と続けている弊BLOGには大変恐縮ですが、もしそれを受けて弊BLOGを見られている…

再課程認定申請における新旧対照表と変更届における新旧対照表との相違点の整理

前回の記事でも、教職課程再課程認定申請における新旧対照表と変更届における新旧対照表との類似性を指摘しましたが、改めてその相違点を整理します。なお、現在勉強中なので、誤りが含まれる可能性があります。 1.(新)と(旧)の時点が違う 教職課程再…

(誤り発見・7/13 18:00追記あり)再課程認定のポイント(個人的メモ)

個人的メモとして、教職課程再課程認定のポイントを以下に記します。現在勉強中であるため、内容には誤りが含まれる可能性があります。 1.差異を適切に把握すること 新旧対照表では、平成30年4月と平成31年以降を併記することとなっています。ここから、再…

教職コアカリ対応表様式(仮)及び再課程認定教育研究業績書様式(仮)を作りました。

前回の記事に引き続き、教職課程再課程認定に関連し、教職コアカリキュラム対応表様式(仮)及び再課程認定教育研究業績書様式(仮)を作りましたので、共有します。例によって、利用の際は自己責任でお願います。 教職コアカリキュラム対応表(一覧)様式(…

再課程認定に係る新旧対照表様式(仮)を作成しました。

教職課程再課程認定については、前回の記事にて説明会の様子を記したところです。その際申請様式の公表については施行規則確定後になるとの説明がありましたが、8月後半の様式公表を待って作業開始ではいかにも遅い対応になってしまいます。 特に、再課程認…

教職課程再課程認定等に関する説明会(東京ブロック・7月10日)に参加してきました。

本日7月10日に開催された教職課程再課程認定等に関する説明会に参加してきました。全国で順次開催される予定ですが、東京ブロックはもっとも早い開催ということで、会場となった一橋講堂はほぼほぼ満員でしたね。本説明会の資料は、後日、文部科学省のホーム…

課程認定申請には学位規則が必要・・・らしい

先週末で平成30年度開設用教職課程認定申請書の提出が終了しました。提出された担当者の皆さん、お疲れ様でした。事務チェックや審査はまだまだこれからとはいえ、一段落といったところでしょうか。 私も提出に行ったのですが、その際、 学則に学位名称が記…

ローカルルールはなくなってもルールはなくならない。

www.taro.org www.taro.org 前回の弊BLOGで言及した河野太郎衆議院議員の動きがだいぶせわしなくなっていますね。行政事業レビューチームの提言では、 しかし、いまなお各大学・研究機関等が独自のローカルルールを設けていることにより、エクセルで作成され…